2023/02/20 18:00
皆さんのイメージはこんな感じでしょうか?
お米は、炭水化物はもちろん、他にも栄養成分が含まれているんです。
最近は健康的な食生活の観点からもお米食が見直されています。
そこで今回は、「お米の栄養成分」をご紹介します。
いろいろなお米と栄養
お米の栄養成分といっても、白ごはんは玄米などで栄養成分に違いがあります。そのため、ここでは種類ごとに整理したいと思います。
1.白ごはん
最も一般的なごはん。精米した白米を炊いたもの。精白米。
ぬかや胚芽部分を取り除き、胚乳だけ残した米のこと。
一般的に炊飯される白米は、「うるち米」と言って、米粒に透明感があります。
一般的なうるち米に含まれるでんぷんは、下記のとおり。
アミロース 約20%
アミロペクチン 約80%
アミロースが含まれている分、もち米に比べて粘りが少ないです。
白ごはん(精白米・うるち米)150gに含まれる栄養成分
※お茶碗1杯分のごはん約150gでご紹介します。日本食品標準成分表2020年版(八訂)より算出
2.玄米ごはん
もみから籾殻を取り除いたものを「玄米」といいます。
ぬかに覆われているため、精白米に比べて消化が少し悪くなります。
一方で、ぬかや胚芽部分が残っているので、精白米よりも栄養成分が豊富でもあります。
玄米ごはん(玄米・うるち米)150gに含まれる栄養成分
※お茶碗1杯分のごはん約150gでご紹介します。日本食品標準成分表2020年版(八訂)より算出
お米に含まれる栄養成分について
たんぱく質・脂質など
筋肉や器官などの体をつくるもとになります。
炭水化物
お米の主成分は、炭水化物です。体の中でブドウ糖に分解され、エネルギー源として利用されます。
ミネラル・ビタミンなど
体の調子を整えるのに必要なミネラル・ビタミン類もわずかですが含まれています。
水分
炊飯前のお米の水分は約15%ですが、炊飯してごはんになると60%ほどになります。
おわりに
お米の主成分は、皆さんご存知のとおり炭水化物でしたね。
玄米は、ぬかや胚芽部分が残っているので、精白米よりもたんぱく質や脂質、ミネラル・ビタミン類も豊富でした。
朝ごはんはパン派が増えていますが、カロリー抑えめで腹持ちのよいお米食も私たちとしてはやっぱりおすすめです。
ぜひ、ごはんも楽しんでくださいね。